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金利スワップとは、同一通貨間で異なる金利を交換する取引です。最も一般的なのは、約定された固定金利とLIBORやTIBOR(注)などの変動金利の交換です。例えば円の金利スワップでは固定金利(年率)と6ヵ月LIBORとを半年毎に交換する取引です。3年の金利スワップの取引ですと、6ヵ月ごと計6回、以下の金利の交換が行われます。
金利スワップ取引では、実際の元本を各金融機関の間で移動させない「想定元本(Notional Principal Amount)で取引されています。100億円の取引でも、1,000億円の取引でも、実際に動かすのは交換する金利の金額だけです(オフバランスシート化)。
金利スワップには、上記の固定金利vs変動金利の交換のほかに、Basis Swapと呼ばれる変動金利と変動金利(例えば6ヵ月LIBORと3ヵ月LIBOR)のような、異なる変動金利の交換、OIS(Overnight Index Swap:固定金利とオーバーナイト無担保コールレートの交換)などの種類があります。
1970年代後半からの世界的な金融自由化の流れの中で、金利の変動幅が大きくなり、適切にヘッジする手法が求められ始め、金利スワップが登場、その後取引が定型化され、現在では金融機関や企業などでALM(Asset -Liability Management)などの金利取引のため、また金利のトレーディングツールとして、盛んに利用されています。
(注)LIBORとは、London InterBank Offered Rateの略で、ロンドン銀行間市場で取引されている資金取引の「出し手」サイドのレートをパネル行が提示、英国銀行協会が集計、平均値化してロンドン時間午前11時に発表するものです。1980年代前半スタートし、現在では米ドル、英ポンド、日本円、ユーロ、豪ドル、ニュージーランドドル、スイスフラン、カナダドル、デンマーククローネの9通貨について発表されています。歴史が長く、透明性、公平性が高いため、短期金利指標のスタンダードとなっています。TIBORはTokyo InterBank Offered Rateの略で、平成7年から日本の「全国銀行協会」が日本円について集計、発表しています。
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